日時:令和4年9月29日(木曜日)午前10時
場所:福祉センター2階 団体会議室2
みんなと一緒にいることで楽しい子もいれば、しんどい子もいる。様々な人がサポーターとなり関わることができれば、一人ひとりに合わせた教育や支援を協働して考えることができるのではないか。
未就学児から小学校、高校から就労など、ライフステージが変わるごとに支援の引き継ぎが十分でないことがある。療育支援会議や個別支援会議など既存のものを活用することで、生涯に渡り途切れないサポートができるのではないか。
サービスではカバーしきれない時間帯の支援は親が負担せざるをえないことや、親同士の情報交換ができる場所が少ないことで、親の負担増、孤立につながっている。各所に散らばっている情報を集約すること、それを発信することができれば解決につながるのではないか。
《各グループワークで出された取組み案》
マンパワー不足・・・シルバー人材に未登録者の方に協力してもらう。
資源不足・・・サポートブックの活用、内容、あり方を見直す。
先生への研修・・・学校からの要請が増えている。
親どうしの情報交換・・・「障がい」のつかない気軽に利用できるカフェやバーチャルのコンシェルジュシステム (チャットなど)のシステムを作る。
あしやっぷやサポートファイルを活用。今ある資源の活用、再検討、見直し。毎年出る課題でもある。
教育との連携・・・全体会議を増やす。教育・福祉・保護者のネットワークが必要。不登校の対策、実態把握が必要。
福祉サービスを先生が知らなかったり、利用状況が先生に伝わっていなかったりするため、相談窓口の一覧表を作る。
事業所が駆け込み相談の役割を担い、困り事の早期発見を行う。
サポートファイルをもう一度活用する・・・成人期になっても使えるようにする。学校が作成する情報(フェイスシートなど)は教育の視点で書かれているため、卒業後に通所する就労系事業所で必要な情報も得られるようにする。
あしやねっとを見ても相談先がわかりにくい。何をどこに相談できるのかわかりやすくする。
フローがない。自分の子の現在地(ライフステージの)がわからない。いつどこに相談するのか、どのような準備が必要かわかるようにすると見通しが持てる。
■サポートファイルについて・・・「ライフステージごとの支援の切れ目を無くす」
使いやすくできないか。ツールとしては有効。個別支援計画など色々と作られているが、それを共有できるシステムがあればいい。
←システムを作る・・・誰が作る?どうやって取り組む?ことを同時に考えておかないと進まない。
←サポートファイルを活用することが目的ではない。活用しようとしてどこも失敗している。サポートファイルの目的は何か?支援の切れ目を無くす、将来を見通した支援を実現することが目的では?
■事業所の駆け込み相談・・・困ったときに来ることが多い。
気軽に早急に相談する場所があればいいと思う。
フローの見える化・・・漠然と「今後どうしたいらいいですか?」と相談されることが多い。上手く次の支援につなげるためには見通しが必要。
サポートファイルのみならず、学校側との話が必要。教育にとってもわかりやすくなるはず。
■先生に対して・・・教育と福祉が協働していけるような施策。支援の方法など。
切れ目ない支援のための施策-先生の困り感がどのようなものかうかがう必要があるのでは。
協働していけるシステムが作れないか。「切れ目」をサポートするツール。
■見える化・・・
ライフステージ全体を通して、現在地がわかり、今後必要な情報が何かがわかる仕組みを作る。
あしやっぷやサポートファイルなどの既存のツールが使いやすくなるといい。
情報資源を適切なタイミングで提供できるように。子どもから大人へのトータル的なフォローを見通して考えられるようにする。本人の支援、本人の特性等を共有するためのツール。サポートファイルを通した切れ目のない情報共有ツール。
■あしやっぷ・・・芦屋全体がわかるもの。フローが明確になっていると良い。
情報資源を適切なタイミングで提供する。子どもから大人へのトータル的なフォローを考える。
市内の事業所に駆け込み相談の協力が得られそうか聞いてみる。
教育関係者・先生の話を聞いてみる。(困りごと、取組み案に対する評価)